旭屋出版Blog　−食と料理の出版社−

近食キタウラです。

近代食堂９月号が発売になりました！

今月は表紙のデザインを少し変えてみました！！

いつもの近代食堂の表紙は、
お店のヒットメニューを掲載しています。

そして、モノクロページでは「旨い×巧い」というタイトルで、
そのヒットメニュー開発の舞台裏を紹介しています。

しかし、今月は、いま話題の『根室食堂』さんの活気や雰囲気が伝わる
繁盛シーンをのせてみました。

取材したのは、６月にオープンした新橋店です。
午後３時からのオープンですが、

すでに大行列！！！立ち飲みのお店です。

絶大な人気の秘密は、北海道・根室の漁協組合や水産業者の方々から直接仕入れる根室の新鮮で豊富な魚貝の数々。毎日、空輸で旬の魚貝がお店に届きます。

刺身、海鮮丼、炭火焼き、天ぷらなどを中心に1000円以下で提供し、380円〜580円の低価格帯が人気です。

看板商品は、「花咲ガニ　浜ゆで」や「洞爺湖時しらず刺」など。
この時しらずは、洞爺湖サミットでも提供されたそうです！

その他に「杉山のさんま」、「小林のハラス」、「成田の生カキ」など、漁師さんの名前が入ったメニューもあります。

８月から漁が解禁となるサンマは、水揚げ量日本一を誇る根室の「青刀サンマ」が登場。尾を持つと刀のように立つことからこの名前で呼ばれているそうです！

こうした高い商品力を支えているのは、「本物の根室を提供する」店にしたいというオーナーの平山さんの強い思いです。

そのブレない思いが、生産者や業者の方々との信頼関係を築き、仕入れルートを広げてきたそうです。

ごちそうさまです。

新橋店は２階に現地の生産者の方々と共同開発した食品などを売る物販コーナーを設けています。根室のアンテナショップという新しい試みにも挑戦しています。


北海道海鮮問屋　根室食堂　新橋店
東京都港区新橋2−18−4　磯部ビル