ほめるの、得意ですか?
2009/04/09 木 | 日記
少し前に、あるセミナーに参加したときのことです。
その中で、
「あなたが言われて嬉しい『ほめ言葉』を、
5分間で30個書き出しなさい」
というトレーニングがあったのですが……
意外と難しいですねー。
最初は「30個?楽勝!」と踏んでいたのですが、
4,5個も書くと、早くもペンが止まってしまいます。
おまけに出てくる言葉も「何だかな」というのが多くて。
少し披露しますと
「最高」「スゲエ」「さすが!」「クール」
…適当というか、
「本当にそういわれたいのか!?」的なほめ言葉しか
出てこない自分を発見できました。
4月の新シーズンに入り、飲食店などでも、
新人社員やアルバイトさんがお店で働き始めています。
お店の店主や店長にとっては、スタッフ教育の大事な時期です。
そうした中で、教育というか
コミュニケーションの大事な要素の一つであるのが
誉めて育てること。
みなさんは、ほめるの得意でしょうか?
おそらく、お客さまや従業員との会話の中でほめる機会も多いでしょうし、
ほめることをかなり意識して実践していらっしゃる方も多い思います。
ですが、この「ほめ言葉5分で30個」を試してみると、
意外と具体的な言葉が出てこない方もいらっしゃるのではないかと思います。
(そんなことはない、という方はご容赦を)
セミナーでは、自分の言われて嬉しいほめ言葉と、
他人が嬉しく感じるほめ言葉は思った以上に違う。
だから、いろいろなほめ言葉を身につけ、相手に合わせて使いこなせれば、
好感度はぐっと高まる、ということを解説していただきました。
ある会社では、スタッフ全員がほめ言葉を書き出し、
それを社内全員に回して、お互いのほめ言葉を共有することで、
社員のほめるスキルをひろげ、社内の人間関係の向上につなげているそうです。
他人に自分のほめ言葉を見られるのは恥ずかしい気もしますが、
面白い試みですし、すごく前向きな気持ちになれると思います。
ご興味ある方は、いかがでしょうか。
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