旭屋出版Blog　−食と料理の出版社−

ご報告が遅くなりましたが、
去る3月2日と5日、
埼玉県創業・ベンチャー支援センターにおいて、
女性起業セミナー
「小さなカフェをはじめたい
〜あなたの好きを形にする第1歩〜」が
開催されました。

講師を務めたのは、
昨年「個人ではじめる、小さなカフェ」を
出版した渡部和泉さん。

カフェ＆レストランの取材などを通して
たくさんの素敵なカフェを取材した経験や、
自身でも週末カフェをやっていた経験をもとに、
カフェの開業・経営で大切なことを
とっても具体的に分かりやすく語っていただきました。

セミナーの2日目、3月5日には、
参加者のみなさんが、自分自身の夢のカフェを発表。
「こんなカフェを開きたい！」
という熱い思いが伝わってきました。

みなさんの発表の様子。

参加者の方々の夢のカフェの店名候補を
ここでいくつかご紹介。
「マイカフェ　ほりごたつ」
「きまぐれカフェ」
「もったいないカフェ」
とってもいい感じです。

他にも占いやエステとの複合カフェ、
おもちゃを集めた秘密基地のようなカフェなど、
個性的で楽しいアイデアも。

なぜカフェを開きたいのか、
その理由についてある参加者の方は、
こうおっしゃいました。
「障害のある人が安心して働けるカフェをつくりたい。
　やさしさを向けてくれる人は必ずいると信じて」

また、ある方は
「母の古民家を遺すためにカフェにしたい」。

「お年寄りと子供たちが出会える場所をつくりたい」
という声もありました。

今回のセミナーを終えて、

小さなカフェは、
自分自身の生き方を表現する場所。

そう強く感じました。

自分の思いや大切にしていることを
表現するためにつくったカフェが、
ほかの誰かのための場所でもあれば、
そのカフェはずっと続いていくのだと思います。

今回のセミナーで発表された
みなさんの夢のカフェが実現することを願います。
夢のカフェが増えることで、
地域や社会のあり方も
よい方向に変わっていくはずです。

今回のセミナーに参加していただいたみなさまを始め、
講師を務めてくださった渡部和泉さん、
会場で快く対応していただいた
埼玉県創業・ベンチャー支援センターのみなさま、
ありがとうございました！！