旭屋出版Blog　−食と料理の出版社−

ラーメン編集部です。


ここ１〜２年、ラーメン店さんに取材で伺うと
飛び上がるほどうれしいお言葉を
いただくことが増えてきました。

「旭屋出版の本を見て、ラーメンの勉強をしました」

というお言葉です。

編集者冥利に尽きる一言です。
そして、それと同時に、これまで取材にご協力いただいた、
ラーメンに携わる多くの方々に感謝の気持ちが増します。
皆様のご協力なしには、技術書は存在しない訳ですから。


来週発売になる「繁盛ラーメン店　味づくりの技術」の取材でも、
うれしいことがたくさんありました。
今日はその中で、ひとつお話ししたいと思います。


岐阜県関市にある「麺屋白神（はくしん）」さんでの出来事です。
白神さんは富山湾の白エビをスープやタレに使った、
オリジナルの味づくりが人気の行列店です。
取材当日、製麺やスープづくりの手順カットを
次々と撮影させていただく中、
店主である石神さんがこうおっしゃってくださったのです。

「今日はタレの作り方も撮影していってもらいたい。
僕がラーメンを勉強しはじめた時、タレの作り方が書いてある
本がなくて、大変だったから」

いろいろな意味で、ジーンときました…。

心して原稿を書いて、心して一冊の本に仕上げなくてはと思いました。


今回、取材でお世話になったラーメン店の皆様、そして
これまでの本の取材でお世話になったラーメン店の皆様、
この場を借りて、お礼申し上げます。
ご協力、本当にありがとうございました。


来週発売の
「繁盛ラーメン店　味づくりの技術」　（定価　3675円）



をどうぞよろしくお願いいたします。