【How to Sizzleその3】イケてるドリンクの写真はこう撮る!

 取材店からも、3月の宴会オールキャンセルや、イベントの軒並み中止など、新型コロナウイルスの影響を連日のように聞きます。どうしても沈む気持ちになる一方、奮起し、決断し、前を向くためにいろいろな対策を講じているお店も増えています。コロナ明けにむけた宴会割引券や、SNSを通して改めてお店の様子と魅力を伝えるメッセージなど、参考になるものはいっぱいあります。


 こういう時に大事な要素のひとつは、売上や価値を生む方向に向けてお店のみんなの力を結集することではないでしょうか。


 2008年のリーマンショックの時、ある飲食店経営者はすぐさま、間接部門の人もお店の営業に参加させていました(間接部門とはいえ、もともと現場の人ですけど)。


「スマホで美味しそうに撮るコツ」はその点、とてもささやかなことではありますが、個人店の女将さん、頑張っているパートアルバイトさん、誰でも覚えれば簡単にできることです。


 みんなで力を合わせて、お店の魅力を発信し、コロナ明けの暁には「やっぱり外食行きてえ!!」という気分になってもらいましょう!


というわけで前置きが長くなりましたが、第3回の「スマホで美味しそうに撮るコツ」はじまります!


【How to Sizzle】第1回はこちら


【How to Sizzle】第2回はこちら


**********近代食堂2020年9月号より再掲載**********


 


●ドリンクを美味しそうに撮りたい


例えば、スパークリングワインや生ビール。透明なグラスに入れたドリンクって、普通に撮影するとこんな感じになってしまいますよね。


   ↓↓↓



 


こういう炭酸系のドリンクは、泡と透明感がとても重 要。おいしそうな透明感を演出するには、真後ろから光を当てるのがコツです↓



グ ラスの奥が明るくなるように真後ろから光を。 泡が消えないうちに、手早く撮りましょう。連写モードで撮れば、泡がはじける最高の瞬間が押さえられます。


 


こんな感じに↓ 結構イケてませんか?



ぜひ試してみてくださいね♪


(撮影協力/大衆ビストロ煮ジル 学芸大学店)


 


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取材に出かける時間が来てしまいました。今回はここまで。また明日お楽しみに。